前回の記事の続きです。
購入先
使用方法
Headshotを有効化する
画面上部に「HEADSHOT」が表示されている場合はクリック
※表示されていない場合は
①HEADSHOTのインストールが完了していない
②設定でUI上から見えなくしている
の2つが考えられる
①Reallusion Hubからインストールを行ってください
②下記の様に操作を行う
Plugins → Headshot → Toolbar
使用するモードを選択する
モードによる違い
AUTOモード:
①生成されるテクスチャが1K
②全自動
③自動で髪も生成
④優秀なテクスチャブレンド(intelligentを優秀と意訳しています)
使い道:メインキャラではなく背景NPC、短時間でモデルが必要な時
PROモード:
①生成されるテクスチャが4K
②写真を取り込み後、編集が必要(re-projection)
③Image Matching
④編集可能なマスク
使い道:メインキャラ、確実なキャラメイクが必要な時
AUTOモードを使ってみる
1.使用する画像を取り込む
①顔写真に向けてD&Dもしくはコピー&ペースト
②顔写真部分をダブルクリックしてフォルダーウィンドウから画像を選択
画像の適用条件は下記を参考に
2.身体・顔のタイプを選択する
上段:身体のタイプ
Current : 現在の身体を利用する
Male : 男性
Female : 女性
Baby : 幼児
Neutral : 中性
下段:顔のタイプ(選択した身体のタイプによっては表示されないものもある)
No Mask : 化粧なし
Clean Soft : 綺麗な肌 (標準的な女性の肌)
Clean Rough : 傷などがある
Scalp : 頭皮がある
Beard and Scalp : 顎鬚・頭皮がある
Old : 高齢者
警告(?)
①HeadshotはCC3、CC3+のキャラクターのみサポートされています。
②この動作は元に戻せません(一度計算したら1からやり直してね)
3.選択が終了したら「Generate」クリックで計算が始まります。
自動で髪の毛も生成されています(Haircut)
やはり拡大するとテクスチャの粗が見えてしまうため、メインモデルを作りにあたってAUTOモードはあまり推奨されないようです
PROモードを使ってみる
操作方法はAUTOモードと同じです。
画像を取り込み→身体・顔のタイプを選択→Generate
AUTOモードと比べて眉毛などがクッキリしていることがわかります。
しかし、元画像の画角の影響かエラが張ってますので修正します。
※PROモードでは自動で髪が生成されないため、参考例のような眉や頬に髪の毛がかかっている画像は推奨しません
4.形状の修正
Active Sculpt Morphを有効にすることでモーフ変形で形状修正が行えます。
修正しました
5.形状の修正(画像マッピング)
Image Matching機能を利用することで取り込んだ画像データとモデルを照合しながら作業が行えます。
Show Photo: 表示されている画像についての編集項目です。
-Opacity : 透明度
-Gratscale : 画像を白黒画像にするか
-COntrast : コントラスト
Camera Setting: ビューについての編集項目です。
-Zoom View : ビュー上のZoom (Alt + マウスホイールと共有の値)
-Lens : ビュー上のレンズ (おそらく焦点距離)
Reset to Default Lens : デフォルト値に数値が戻ります
形状の修正が終わったら「Re-Project Photo」をクリックし、形状に対してテクスチャを再度マッピングさせます。
5.キャラクターに髭が生えていた場合
Skin TypeをBeard and Scalpにすることでテクスチャを馴染ませてくれるそうです。