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初心者による技術系のメモ

【InstaMAT】InstaMAT for Blender を使ってみた

youtu.be
2024/03/07 追記
公式から紹介動画が出ました。

InstaMAT for Blenderとは

InstaMATのElementGraph等で作成されたコンテンツをBlenderで簡単に扱えるようにするアドオンです。
InstaMAT for BlenderはInstaMATを開発しているAbstract社からリリースされています。

ダウンロード方法

instamaterial.com

クライアント画面に移動します。


クライアント画面の下部に移動します。


「あなたのファイル」にInstaMAT for Blender が表示されているためダウンロードします。


InstaMAT for Bender.zipが保存されます。

インストール方法


保存したInstaMAT for Blender.zipをそのままインストールします。
※アドオン有効時にBlenderが固まります。
 バックグラウンドで処理が走っていますので、動くまで待ちましょう


3DビューのプロパティパネルにInstaMATタブが追加されていれば成功です。

InstaMAT for Blenderの使い方

UIについて

A ライブラリブラウザ インポートする素材を見つけることができます。
B Instance Settings インポートした素材を編集します。
C 設定 アドオンの設定をすることができます。

A 検索バー フォルダ名を含めたコンテンツ検索
B フォルダフィルタ フォルダをカテゴリ別に分けます
C フォルダ コンテンツをフォルダ別に確認できます
D コンテンツフィルタ コンテンツの表示方法を変更できます
E コンテンツ A,Cのソートをもとにプレビューを表示、追加できます

マテリアルを適用する


「▶」をクリックすると画面が展開します


Connect To Active Material を有効にするとオブジェクトに割り当てられたマテリアルをノードを組み替えて質感を入れ替えます。
New Instance Name ではInstances Settingsで表示する名前を設定できます。
Create Instanceをクリックすることでマテリアルの生成が開始します。


生成したコンテンツはInstances Settingsで細かい設定ができます。
また、実際に動作させるとわかりますがBlenderで処理をさせているわけではなく外部処理を行った内容を画像データでBlenderに引き渡しているようです。


オブジェクトにマテリアルを設定するときは画像のボタンを押すことでマテリアルの上書き(内部の要素を切替)がされます。


シェーダーノードを確認すると各種マップを生成し、呼び出していることがわかります。
また、テクスチャはUVではなくオブジェクト全体に付与する想定でノードセッティングされているため注意が必要です。

日本語化する


設定タブから日本語に切り替えることができます。
記載がありますが、機械翻訳のため注意が必要です。

最後に

InstaMAT for Blenderを試してみました。
InstaMATのMaterial Layeringと似たようなことがBlenderでできるのはアーティストにとって魅力的だと思いました。
ただし、マテリアル以外のコンテンツはBlenderが落ちてしまったり、UV単位に描画されてしまったりと課題は少なからずあると思いました。