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初心者による技術系のメモ

テキストのトポロジーを綺麗に変換 【Blender】 #memo 001

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 (Blender2.79)

↑これを作る

 

 

 

 

はじめに

 

Blenderのテキストを【Alt+C】でメッシュ化するとトポロジーが酷いことになります。

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これをいちいちリトポロジーしてキレイなメッシュに変換するのは大変面倒なのでBlender内の機能(モディファイアー)を活用して美しいメッシュに変換してみます。

 

 

 

テキストの生成

 テキストの生成方法について

 

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3Dビュー上にマウスカーソルを置き【Shift+A】でオブジェクト追加から「テキスト」を選択します。

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テキストオブジェクトをX軸方向に90度回転させます。

 

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テキストオブジェクトを選択した状態で【Tabキー】を入力することでテキストを変更することができます。

今回は「Hello」と入力してみました。

 

日本語を入力してみる

 To Do

t0rry.hatenablog.com

 

 

モディファイアーを活用する

 

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モディファイアー一覧

 

 

「厚み付け」モディファイアを追加する

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テキストオブジェクトに厚みを持たせます。

赤線で囲った「幅」の値を増減させることで厚さを変更することができます。

 

今回のTipsでは厚みをつけすぎると等間隔にポリゴンが割られてしまいポリゴン数が多くなってしまいます。 

もし厚みをつけたい場合は「幅」の値は最小限にし、ポリゴンをメッシュ化した後に編集モードで押し出すなどの作業を行うことをお勧めします。

 

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 【幅0.05】

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 【幅0.1】

 

 

「リメッシュ」モディファイアを追加する

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 1.「接続されていない部分を削除」の✓が標準で有効になっていますが無効にします。

(文字間の隙間が存在するので有効にした状態だと上手く文字全体にモディファイアの効果が与えられない)

    2.「オクツリーの深度」の値を増やすことでテキストが元の形状に戻っていきます。

 

 

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厚み付けモディファイアーの設定終了後にリメッシュモディファイアーを追加した状態

 

 

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「接続されていない部分を削除」を無効にした状態

 

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「オクツリーの深度」を4から6に変更した状態

 

 テキストのメッシュ化

 

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テキストオブジェクトを選択した状態で【Alt+C】で表示される「メッシュ変換

からテキストからメッシュに変換します。

 

 

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 変換されたかどうかは【Tabキー】を入力することで確認できます。

 

おまけ

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ワイヤーフレームビューに変更しオブジェクトの背面を選択します。

 

テキストの厚みを増す


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テキストを平面にする

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おわり